創立70周年記念事業として平成29年度に「小城の輝き!良か事業所表彰事業」の創設を致しました。
この事業は小城商工会議所会員事業所の経営意欲を高め、地域経済の活性化を図ることを目的として、商工業及び地域の発展等に著しく貢献したと認められる事業所を表彰する事業です。今後もたくさんの応募をお待ちしております。
第8回 令和6年度「小城の輝き!良か事業所」募集中!
第7回(令和5年度)表彰事業所
厳正なる審査の結果、以下3事業所が選ばれましたのでご報告いたします。誠におめでとうございます。
R6.6.4議員総会にて表彰式を行いました。
創業部門
寿屋別館(代表 吉冨 保様)
昭和30年、初代の鷲頭範治氏が食堂を創業、現在は2代目となる𠮷冨保氏が引継いで、来年創業70年を迎える。メニューは定食ものを始め、仕出しや会席料理の他小城のB級グルメ「マジェンバ」なども提供しており、地元からも多くの方に愛される飲食店として親しまれている。大勢が集える飲食店が少ないなか、バス送迎や椅子テーブル式の飲食形態に改良するなど、若者から高齢者まで利用しやすい店づくりに常に取り組まれている。3代目予定の長女沙苗さんは小城商工会議所女性会、青年部及びロータリークラブ等に積極的に参加する等、小城の経済界の若きリーダーとして期待されている。
チャレンジ部門
(株)安永(代表取締役社長 安永 正様)
明治5年、初代の安永栄助氏が金物店を創業。現在は7代目の安永 正氏が引継ぎ、理美容商社として理美容用品の卸業を始め、美理容店開業のサポートや理美容スクールの運営・商品開発など幅広い事業にチャレンジされている。令和3年には持株会社を立ち上げ、「美容って正義だ」を合言葉に小城だけでなく、神奈川、大阪、熊本にも営業所を展開しており、InstagramやYouTubeで情報発信も積極的に行い、美容の力で地域を盛り上げようと日々邁進されている。令和6年4月竣工の自社ビルは、新たなランドマークになると思われる。
地域貢献部門
一楽(代表 石山 省三様)
昭和29年、初代の石山亀吉氏が創業。現在は3代目の石山省三氏が引継いで、今年創業70年を迎える。昼は大衆食堂、夜は懐石を中心とした和食料理を提供されてきた。(※現在は店舗建て替えのため、ゆめぷらっと小城のテナントとして営業中。)
米は小城市で3代続く専業農家から直接仕入れ、野菜は地元農産物直売所より新鮮な食材を購入するなど、地産地消の取組みを積極的にされており、地元からも多くの方に愛される飲食店として親しまれている。また、東京の老舗和食店で修業されていた4代目の石山晋太郎さんが、平成28年に跡継ぎの為小城に帰り、店を手伝っている。晋太郎さんが講師の、和食料理教室(ゆめぷらっと小城主催)は評判が良く、家庭の料理離れが進んでいるなかで手作り料理の大切さ、作る楽しさを教えている。
第6回(令和4年度)表彰事業所
R5.6.2議員総会にて表彰式を行いました。
創業部門
大門堂(代表 久保 清臣様)
文政6年(1823年)創業。今年で創業200年を迎える。創業時は茶屋「松月堂」を営業していたが、明治以降から羊羹の他、小城では珍しいおこしの製造販売を行ってきた。名物の「大門おこし」は、米を膨らませて黒糖をからめた「黒」と、細かく刻んだお餅を膨らませて白砂糖をまぶした「白」の2種類を販売して、変わらぬ人気を得ている。長年守り続けてきた変わらない素朴な味わいが認知されて、令和3年度、佐賀県の「後世に残したい店」に認定された。
チャレンジ部門
(株)山東美建(代表取締役社長 山東 朋雄様)
昭和52年に創業。三日月町で建築塗装、リフォーム、不動産業及びリノベーションの会社として兄弟で会社を盛り立てている。近年の少子高齢化等による空き家の増加で、街なかの衰退が懸念されていることに危機感を抱き、お客様一人ひとりに合った、家の維持管理や活用方法を提案する「住まいのかけはしプロジェクト」という事業に積極的に取り組んでいる。人生100年時代を見据えた住まいのあり方を、模索して提案し続けている。
地域貢献部門
髙木羊羹本舗(代表 髙木 ユキ子様)
昭和9年創業。羊羹製造業を営んでおり、現代表は3代目になる。代表の高齢化に伴い廃業を考えていたが、孫の石川純平さん(21才)が家業を継ぐことになり、将来の事業拡大にも夢が膨らんでいる。代々続く自慢の味を引き継ぎながら看板商品の「黒いちじく羊羹」のパッケージを若者向けに刷新したり、SNSでの情報発信など販路拡大にも意欲的に取り組んでいる。酒蔵のイベントで「羊羹づくり体験」を開くなど、地元のイベントにも積極的に参加している。
第5回(令和3年度)表彰事業所
R4.6.1議員総会にて表彰式を行いました。
創業部門
(株)野中畳店(代表 野中 大輔様)
大正10年創業。畳製造業を営まれており、令和3年に創業100周年を迎えた。現在の代表である4代目は高校を卒業後、京都で5年間修業し、修業後は小城に戻り家業を継がれた。平成18年及び19年には、京都畳技術競技会にて市長賞を受賞、平成30年には、九州畳技能競技大会にて見事3位に入賞された。国家資格である畳製作技能士1級及び品質管理士を取得されており、令和3年6月には、佐賀県ものづくりマイスターにも選ばれている。先代が培った信頼と技術に現代表が京都にて習得した新しい技術を加えて、文化財から現代建築物までの幅広い畳製造に対応されている。
チャレンジ部門
創作和菓子ひかり(代表 嘉村 光平様)
大阪の和菓子店で菓子職人として10年間修業されていたが、小城で約26年間営業されていた和菓子店「高木まんじゅう」の閉店を聞き、長年愛された地元の味を途絶えさせてはいけないとの思いと、小城で自分の店を持つことが長年の夢だったので、高木さんのご好意で同じ場所に平成31年3月にオープンした。高木さんから受け継いだまんじゅう作りの技術と味を守りつつ、修行時代に学んだ技術も織り交ぜて、若い職人ならではの感覚で、美味しい和菓子づくりに日々励まれている。
地域貢献部門
江頭食品(代表 半田 清美様)
昭和25年創業。豆腐製造業を営んでいたが、先代の高齢化に伴い平成10年に一度閉店を余儀なくされた。しかし、地元のお客様たちから、また開店してほしいとの声が多く届くようになり、何より半田さんが豆腐を好きだという思いもあり、20年程前に福岡から小城へ戻り、後を継がれた。当初は先代との味の違いに苦労されたようだが、現在では先代の味だけではなく、自分らしさを加えた大豆本来の味が味わえるおぼろ豆腐も好評で、地元の幅広い年代のお客様から親しまれている。
第4回(令和2年度)表彰事業所
R3.6.1議員総会にて表彰式を行いました。
創業部門
小柳酒造(株)(代表 小栁 平一郎様)
文化年間(1804年~1817年)創業。現在7代目。清酒製造販売業の傍ら、4代目5代目の時代には小城藩が扱っていた小城の手すき和紙の取り扱いも引き受けていた。平成14年に母屋、酒蔵等14件の建造物が国有形文化財に登録され、平成17年には佐賀県遺産に指定された。ランドマークの酒蔵及びレンガ煙突の有効活用を図るため、令和2年に酒蔵等を小城観光まちづくりプロジェクト合同会社へ無償で貸与し、連携して商店街活性化&観光消費創出事業に取り組まれている。
チャレンジ部門
肥前糧食(株)(代表 江島 洋右様)
昭和54年創業。米穀、鶏卵、飼料などの卸売販売業を営まれており、お客様の健康第一をモットーに、生産地の育成と環境保護のために産地と直接契約して仕入れる「産地契約栽培米」を推進されている。また、「全農の安心システム」から米の精米に適した工場として認定を受けて、主力商品「トップライス」の商標登録も取得。平成26年には佐賀及び長崎両県で3カ所の養鶏場を取得され、毎日新鮮な卵を自社農場で生産、販売されている。
地域貢献部門
(有)小城新生興業社(代表 橋村 和夫様)
昭和35年創業。昭和56年に法人設立。し尿汲み取り業から始めて、現在は浄化槽の保守点検・清掃など水環境衛生事業に50年以上の永きに亘り取り組まれている。水環境衛生事業はサービス業であるという考えのもと、挨拶を始めとする社員教育の徹底や技術力向上に努め、安心で迅速な対応には定評がある。また地域の公園やトイレの清掃など、社員一丸となってボランティア活動を積極的に行われており、地域密着の企業として貢献されている。
第3回(令和元年度)表彰事業所
「小城の輝き!良か事業所」表彰事業が日本商工会議所にて全国的に紹介されました!
創業部門
橘屋八頭司羊羹本舗(代表 八頭司 君枝様)
大正6年創業、現在2代目。頑固なまでに原料にこだわり続け、口当たりと深い味わいを求め続けている羊羹は、今まで培った技術と愛情でつくりあげた逸品。現在は、主に娘夫婦と孫の3名でお店を切り盛りされており、今後も末永く事業継続が見込まれる。また、代表者は小城商工会議所女性会の創立メンバーで、女性会活動や小城のまちづくり活動に長年携わり、女性経営者のリーダー的存在である。
チャレンジ部門
(株)古賀木材センター(代表取締役社長 古賀 正大様)
昭和9年創業、昭和45年に法人設立。創業当時は木材の加工と販売から始まり、現在は環境問題に配慮した住宅建設や不動産業を展開されている。また、10年以上前から本社社屋内に雑貨屋を併設され、店内で定期的に行われる粘土教室も人気を集めている。令和元年に4代目の古賀正大氏が社長に就任され、小城の地においてこれからも末永く活躍される事業所である。
地域貢献部門
開泉閣(有)(代表取締役 佐保 幹夫様)
九州の小京都・小城唯一の温泉宿として、昭和39年創業。大正の初めに祇園川沿いに温泉が湧き出ているのが発見され、保養所として親しまれてきた歴史がある。代表者は外国語も対応可能で、従業員も外国人を積極的に採用されており、毎年バルーンフェスティバルの時期には多くの外国人観光客が利用されている。また、一般の方が無料で休憩できるおもてなし案内所「小城温泉 湯けむりの駅」(小城市まちの駅加盟)も提供されている。
第2回(平成30年度)表彰事業所
創業部門
株式会社山田老舗(代表者/山田 隆三様)
明治28年創業、現在4代目。伝統の小城羊羹を特に餡の風味にこだわり100年以上作り続けている。1989年の第21回全国菓子大博覧会に於いて「内閣総理大臣賞」を受賞。翌第22回全国菓子大博覧会に於いては最高の栄誉である「三笠宮名誉総裁賞」を受賞。また、楽天市場やYahooなどECショップにもチャレンジし、小城羊羹の味と名を全国に広めるべく努力されている。
チャレンジ部門
髪処江じま(代表者/江島 周一様)
昭和11年創業。昨年5月に現代表者へ事業承継された。21年ぶり7回目の全国大会を目指し、2018年佐賀県理容競技大会に挑戦し、県代表に選ばれた。その後、九州大会で優勝し、ついには第70回記念全国理容競技大会のマスタースタイリスト部門で見事優勝の栄に輝かれた。業界関係はもとより、友人やお客さまからの熱い声援を受けて、2019年9月にフランス・パリで開催される世界理美容選手権大会に挑む。
地域貢献部門
福屋(代表者/力武 博明様)
明治30年小間物販売として創業、現在3代目。事業の傍ら、平成11年に「幸せづくり町づくり実行委員会」を立ち上げ、清掃活動やボランティア活動など、小城のまちづくりのため、精力的に取り組まれている。特に「幸せのクリスマスの灯」は2018年で16回目を迎え、年々多くの人が参加するイベントとなり、訪れた人を魅了し続けている。
第1回(平成29年度)表彰事業所
創業部門
小城写真館(代表者/岩野一麿様)
昭和15日年4月小城本町にて創業。学校写真、ブライダルフォト、成人式及び七五三参りなど様々なシーンを親子3代に亘り80年近く撮り続ける。小城商工会議所女性会、青年部及びロータリークラブ等に積極的に参加し、地域に密着した写真館として親しまれている。
チャレンジ部門
鯉しげ(代表者/江里口茂様)
昭和56年6月小城清水にて創業。小城の鯉の素晴らしさ、美味しさを探求し、「フリーズドライ鯉こく」や鯉のコラーゲンを利用した化粧品開発等にチャレンジしている。「寒鯉まつり」や「鯉料理教室」等、鯉の食文化の情報発信に努めている。
地域貢献部門
岩松自動車(代表者/田中均様)
昭和46年6月小城岩松にて創業。「皆様から愛され続ける企業を目指す!」を経営理念とし、自動車整備技術コンサルタント国家一級自動車整備士を取得。消防団活動、育友会活動、少年補導員及び商工会議所青年部等、地域貢献活動に進んで参加し、地域住民から厚い信頼を得ている。